10日、IT大手のグーグルが発表した2024年の「検索ランキング」。これは、2024年1月から11月20日までに検索されたワードを、「今年急上昇したもの」や「人物」などのカテゴリー別にランキング形式で発表したものです。
2024年、皆さんが最も検索したワードについて街で聞いてみると…。
(街の人)
『ふるさと納税』「最近テレビでよくやっていてやらなきゃやらなきゃと思ってやった」「海産物とか家族が喜んでくれるので楽しい」
一方、この女性は。
(街の人)
『結婚式 マナー』「人生初めての結婚式だったので 服装とかどういうのがダメでどういいのかわからなかったので調べました」
(急上昇ランキング)
一方、トレンドを映す2024年の「急上昇ランキング」部門では、世界中を沸かせたドジャース大谷翔平選手に関するワードが上位にランクイン。大谷選手の妻・真美子さんは人物部門でも1位となりました。
(街の人)
「やっぱりドジャースとオリンピックですよね。よく見ましたし大谷選手応援してます」
(街の人)
「スケボーの堀米選手、すごいなと思いました」
意味を調べるときに使われる「〇〇とは」のランキングでは、「定額減税とは」や「103万の壁とは」など税制度に関する検索が上位に。
歌手名や歌詞が思い出せなくても、 鼻歌や口笛だけで楽曲を検索できる「鼻歌検索」ランキングでは…。SNSでのダンスとともに全世界で話題となったCreepy Nuts の「Bling-Bang-Bang-Born」が1位に。また、Mrs.GREENAPPLE の楽曲「ライラック」と「ダンスホール」の2曲がランクインしました。
都道府県別の検索ランキングも発表されました。
第5位は「くふうハヤテベンチャーズ静岡」。2024年、静岡初のプロ野球チームとしてファームリーグに初参戦した「くふうハヤテ」。地元を始め、多くのファンがゼロからスタートした新球団を応援しようと球場に詰めかけました。10月に行われたドラフト会議では150キロの右腕早川太貴投手が、阪神から育成3位で指名され、参入1年目にして初のドラフト指名選手が誕生しました。この結果に静岡市の担当者からも喜びの声が…。
(静岡市プロ野球球団連携推進室 山野井 伸吾 室長)
「やはり、我々は、くふうハヤテに大きな期待を寄せておりますが、市民の皆様も期待なり関心を持っていただけるということの結果だと思いますので、大変ありがたいです」
4位は、「静岡市 和田川」。8月に接近した台風10号の影響で県内は大雨となり、各地に被害をもたらしました。
( 須藤 駿介 アナウンサー)
「午後8時前です。巴川の支流、 和田川が、いまにも氾濫しそうなほど、水位が上がっています」
周辺には、警戒レベル5に当たる「緊急安全確保」が発表されました。
3位は…「南海トラフ」。8月、宮崎・日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生。気象庁は、初めて南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。
(8月8日 気象庁の会見)
「南海トラフ地震臨時情報巨大地震注意を発表しております。南海トラフ地震の想定震源域では、新たな大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まっていると考えられます」
臨時情報の発表以降、県民の防災対策への意識が高まるきっかけになりました?
そして、県内で2024年、最も検索されたのは…「県知事選挙」。川勝氏が知事を退くきっかけとなったのは、さかのぼること、4月。
(川勝 前知事)
「県庁っていうのは、別の言葉で言うとシンクタンク(=”頭脳 集団”)毎日毎日野菜を売ったり牛の世話をしたりモノを作ったりとかと違って、基本的に 皆様方は頭脳・知性が高い方たちそれを磨く必要がある」
職業差別ともとられかねない発言をして県庁に苦情が殺到。
(川勝 前知事)
「6月議会をもって、この職を辞そうと思っています。以上です」
これをきっかけに辞職を決意し、4期15年にわたる川勝県政に幕を下ろしたのです。今後のことを問われると…。
(川勝 前知事)
「平太のおじさん、平太のおじさん。あなたの住まいはどこですか。浅間の山の森の中、小鳥とお話して過ごす~。それが私のイメージしている仙人の姿でございます」
突然の辞任で超短期決戦となった県知事選挙は、史上最多の6人が立候補。鈴木知事が県政のかじ取り役となりました。県政や災害などまさに「激動」となったことしの県内を象徴する検索結果に。2025年は、どんな検索ワードが静岡を賑わすのでしょうか?
2024.12.11