列車の前面に取り付けられるヘッドマーク。27日、浜松市の小学校が特別な思いを込めた特製ヘッドマークをつけた列車で遠足に出かけました。

（児童）
「来たー来たー」

尾奈小学校の児童らが待っているのは、自分たちでデザインしたオリジナルのヘッドマークを付けた列車です。

尾奈小学校は、1955年に、当時の三ケ日小学校の分教場から独立し、2025年で70周年を迎えていて、その記念行事として、天竜浜名湖鉄道の企画を利用し実現したものです。

27日はオリジナルヘッドマークを付けた列車での遠足。小学校の全児童と尾奈幼稚園の園児ら約50人が参加しました。特別な列車に乗った児童らは、途中、公園でランチをしたり、天竜二俣駅の転車台を見学するなどして遠足を満喫しました。ヘッドマークのデザインを中心となって考えた5年生は…。

（児童）
「ヘッドマークの付いた列車に乗れて誇らしい気持ちになった」
（児童）
「小さい学校だけど」「たくさんの人に知られるようになりたい」

児童たちがデザインしたヘッドマーク付き列車は、3月31日まで運行しているということです。