2023年9月、静岡市葵区で、元交際相手に暴行を加え、母親を刃物で刺した殺人未遂などの罪に問われている男の初公判が21日 開かれ、男は起訴内容をおおむね認めました。
殺人未遂などの罪に問われているのは住居不定、無職で28歳の男の被告です。起訴状などによりますと被告の男は、2023年9月、静岡市葵区瀬名川で、元交際相手の22歳の女性に暴行を加えたほか、被害者らが住む住宅に侵入し、女性の母親の腹部を包丁で刺した殺人未遂などの罪に問われています。
21日、静岡地裁で開かれた初公判で、被告の男は起訴内容をおおむね認めましたが、暴行の内容について一部を否認。検察側が主張する、背後から抱きつき約18.5メートル引きずった暴行について、「背後から両肩をつかんで押した」と主張しました。
次回の裁判は22日に開かれ、証人尋問が行われる予定となっています。
2024.11.21