県議会12月定例会が2日開会し、県職員の給与を引き上げる費用を盛り込んだ補正予算案などが上程されました。
2日の定例会では、一般会計で86億2000万円の12月補正予算案など42議案が上程されました。
補正予算案では、県職員の月給やボーナスなどを91億200万円を増額するほか、不足する財源は、防災通信システム整備の計画変更に伴い、その費用4億8200万円を減額して補う計画です。
また、鈴木知事は2025年度の当初予算編成に関して、財源の不足額が今年度の555億円を上回る620億円に拡大すると試算されることから「強い覚悟を持って、健全財政を実現する」と述べました。
このほか今議会では、富士山の登山規制を巡り、条例案の骨子が示されて、議論が進められる予定です。
2024.12.02