2024.12.06

【白タク】中国籍の男らの無許可タクシー営業助けた疑い…都内旅行手配会社と社長の女を書類送検(静岡県警)

ニュース 静岡・熱海海上花火大会の会場まで無許可でタクシー営業をしたとして略式起訴された中国籍の男ら4人を手助けした疑いで、6日、都内の会社と社長の女が書類送検されました。

静岡・熱海海上花火大会の会場まで無許可でタクシー営業をしたとして略式起訴された中国籍の男ら4人を手助けした疑いで、6日、都内の会社と社長の女が書類送検されました。

道路運送法違反ほう助の疑いで書類送検されたのは、都内の旅行手配業者と社長の女(43)です。この“白タク”行為をめぐっては、中国籍の男4人が、8月、国に許可を得ていないにもかかわらず、自家用車で外国人観光客を都内のホテルから熱海海上花火大会の会場まで有償で運んだとして逮捕・略式起訴されています。

警察によりますと、社長の女は、男らに“白タク”の車を手配させ、信頼を得る目的で自社の名前を使用することを知っていながら、これを認め“白タク行為”をほう助した疑いが持たれています。女は、“白タク”が観光で立ち寄った大室山でロープウェイの経費を支払う際に、自身の会社名を領収書に書かせたということです。

女は調べに対し容疑を認めているということで、警察は家宅捜索の際、複数の領収書が見つかったことから余罪も含めて捜査しています。今回、県警としては初めて、組織的な白タク行為の検挙に至りました。

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